fLASH BACK

遠回りが楽しいのは 夕焼け君が滲むから

スマスマとかいう。

昨日、スマスマを見た。
思ったことがいろいろあった。

今の心境を伝えるという名のもと行われたのは

一体何だったのか。私たちは何を見せられたのか。

独り言という逃げをしたい。


――――


22時15分。スマスマが始まった。

黒背景。白文字。無音声。

映った内容は、朝見たほんの少しの同じ文なのに
すごくドキッとした自分がいた。

世界に一つだけの花が流れた。

番組に寄せられたメッセージが読まれる。

サビは聴かせる配慮がしてある。

世界に一つだけの花を流したことで
あの活動に意味があったことは伝わった。

メッセージには SMAP のことがたくさん。

時折、言葉遣いがおかしいとか
長いなと感じることから、

メッセージはそのまま変えずに切らずに
ありのまますべてを使ったんだと思った。


ここまでは良かった。

お涙ちょうだいかよと言われるのも許せた。


次の瞬間、黒スーツの5人が映った。

ひとりひとりを思い出すのはやめるが、

言葉を選ばずに言うと

ただ、ただ気持ち悪かった。


並び方も、話す順番も、内容も。

誰かにこうしろって言われたようだった。

なぜ、中居くんが端っこにいるのか。

そこには理解に苦しむ何かがあった。


そして、つよぽんが言った。

『ジャニーさんに謝る機会を
木村くんが作ってくれて。』

その瞬間、

これが、ファンに向けての何かではなく
事務所への謝罪会見へと変わった。

結果的にこれは、公共の電波を使って
見えない誰かに謝らせただけかもしれない。

ジャニーさんじゃなくて、メリーさん。

あのジャニーさんは
そんなこと望んでいないと思った。

みんなが真似するジャニーさん。

みんなから誕生日会開いてもらえるジャニーさん。

誰から見ても、好かれているのは確かだ。

あのジャニーさんが本当に
SMAP に謝れって言ってると思うか?

SMAP が申し訳ないから謝りたいというならわかる。

それだったら木村くんが、なんて言わない。


話も聞いてもらえないんだと思った。


切磋琢磨してきたマネージャーは悪者になり、

ジャニーさんという名を使い、表面上の責任転嫁。

ひとり事務所に残ると最初に決めた木村くんは
こんなことしてなければ、と叩かれる。


私たちが見たかったのはこれじゃない。

誰も幸せになっていないじゃないか。


『僕ら5人で。』
『これからも SMAP として。』


ずっと SMAP でいる、って

そんな当たり前の言葉が聞きたかった。


さぁ、本当の敵は誰だっけ?

そう考えても判らない。

本当にそうだった。

ぐちゃぐちゃにさせられて、
表面上は良いように捉えられてるだけ。

何の解決にもなってない。

だから、華麗なる逆襲をしよう。

きっと、きっと、なんでも起こせるよ
良い方向に進むから。腐ってはいけない。


――――


腐ってても状況は変わらないので

中居くんについて書きたかったことを書く。


私は、中居くんがゲストになんの迷いもなく

『君だれ?』っていうのも、

共演したことある人に

『何のグループだっけ?』っていうのも、

本当は知ってるのにそうやって、

いつも引き出してるんだろうなと思う。


中居くんは知らないふりを

しているんだろうと思う。

愛情の裏返しでやっているんだと思う。


だって司会の人がゲストわからないとか
あるわけがないからね。

全部が全部、本当の言葉じゃない。


彼は知らない人を演じている。

失礼って思われがちだけど。

ゲストに話させる

それが中居くんのトーク力なんだって思う。